あたご梨
岡山県の中西部に位置する川上町。ここは、雲海の見所として県内で有名なところです。雲海は、昼夜の温度差が大きく、適度な水分と穏やかな気候、という気象条件がそろって発生する現象です。この気象条件が川上町のぶどうづくりを盛んにさせたのです。
町内には、「世界のぶどう園」という農園があり、15カ国60品種のぶどうが栽培されています。

このように、ぶどうづくりに適した地域で「瀬戸ジャイアンツ」を栽培する川上さんの畑を訪れました。

川上さんは今年(2005年)から本格的に瀬戸ジャイアンツを出荷されるそうですが、作り始めるきっかけは、何かありましたか?
川上さん
これまでもぶどうづくりをしてきましたが、「大粒・種無し・皮ごと食べられる」という三拍子そろった品種に魅力を感じ、消費者に気に入ってもらえるに違いないと思ったからです。私の孫も、このぶどうを大変喜んで食べます。

瀬戸ジャイアンツは、「大粒・種無し・皮ごと食べられる」と、良いこと尽くめのぶどうですが、その分苦労されていることや、難しいことがあるのではないですか?
川上さん
本格的に収穫するまで5年かかります。小さな苗からここまで育てるのが大変でした。また、粒の間引きを何回もします。これにより品質の良し悪しが決まります。粒の間引きがうまく出来てないと、皮が薄いので外の実が破裂することがあります。

安全・安心についてのお考えを聞かせてください。
川上さん
農薬等も規定の使用量をしっかりと守ることに気をつけています。また、出荷するときも傷等がないか丁寧に検品をしています。よい品種でも品質が劣っていては元も子もないし、これからの産地の信用を落とすことにもなりかねないので、非常に神経を使っています。

最後に、ぶどうの食べ方のコツを教えてくださいました。
川上さん
「葡萄は、房の上の方ほど甘味が強いから、下の方から食べていけば最後まで美味しく食べられます。上から食べると、下の方が甘味が足りなく感じてきます。」
なるほど!良いこと聞いた!!
川上さん、これからもおいしい葡萄をたくさん作ってくださいね!
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