冬の瓜と書くのなら旬は冬?と思うと然るにあらず、冬まで日持ちするという意味からこの名がついています。原産地は東南アジアの熱帯地域で正真正銘の“夏野菜”なのです。わが国への渡来ははっきりしませんが平安時代の書物にその名が記されており、かなり昔から栽培されていた野菜と言えます。
ウリ科の野菜にはキュウリ、カボチャ、ニガウリ、白ウリ、など多くの野菜があります。何れも真夏に収穫されるものですが冬瓜は比較的晩熟な部類に入ります。先人は夏に収穫し秋口に多く食していたそうです。夏の日焼け肌の回復と食欲の秋の旺盛な食欲による食中毒の予防にも役立ったようで“雀斑(ソバカス)を治し、カニの中毒にも効あり”とも言われていたようです。
- ○ 1日130g太る!?
- 真夏の冬瓜は花が咲いて約30日で出荷されます。平均1玉4キロとすると何と一日130gづつ大きくなる計算になりますが・・・・。農家の人は出荷規格を守るため炎天下の中、毎日必死で冬瓜を捜します。
内緒の話~冬瓜の箱の中に間違えてラグビー西瓜を混入し出荷された方もおられました・・・
ウリ科の野菜は夏に多くの花を咲かせ実となります。作りやすい元気のいい野菜で家庭菜園の定番でもあり各家庭で馴染み深いものとなっています。人間は欲深く贅沢な生物ですのでウリ科の野菜をベースにスイカ、メロンと糖度の高いものを生み出していきました。それらはもはや野菜を超えて果実になっちゃいました。一つのウリ文化の形成とも言えますが昨今ではそうめん南瓜、ズッキーニなどもスーパーで売られるようになってきており、この文化は、まだまだ発展しそうな勢いですゾ。
コネタ ~ 果実的野菜 = 一般的にはフルーツとして食べている果実で植物学では“野菜”に分類されるもの。例えばスイカ、メロン、イチゴなど果実側面をもつ野菜です。また逆に野菜的果実=果物として食べられることはなく、むしろ調味料的に利用されるものです。ユズ、スダチ、レモンなど野菜的側面をもつ果実です。野菜の定義として食用とする草本の総称・・・果実は多年生の木本性植物・・いろんな定義があります。パパイヤはトロピカルな果実ですが、じゃぁ未熟なパパイヤはどっち?これはサラダや漬物に用いるので野菜的果実となります。なんかややこしいので、面倒くさがりの私は野菜売り場で売っていたら野菜、果物売り場なら果実と定義しとります。
♪牛の卵だウッシッシー♪ 本年度より我々は牛窓地区で収穫された冬瓜を“牛の卵”と命名しました。牛窓の農家の皆が卵のように大切に育てた野菜、そしてなんとなく大きなイメージを連想させるユニークなキャッチコピーとしました。どこまで浸透できるか・・・乞うご期待を!
ダイエット食品として人気急上昇の冬瓜。95%が水分と軽く見ないでいただきたい。西瓜だって90%水分です。しかも可食部100g当り カリウムは冬瓜200mg 西瓜120mg ビタミンCは冬瓜39mg 西瓜10mg 食物繊維は冬瓜1.3mg 西瓜0.3mgと冬瓜の圧勝なのです。値段もお得な冬瓜、今年の夏は西瓜より冬瓜で夏バテ知らずといきたいものです!
夏はやっぱり♪音頭♪。踊り付きなのですが・・・・ご希望ありましたら下記までご一報下さい。無償にて提供させていただきます。(岡山の野菜ソング作成委員会)
Tel 086-296-0109
Fax 296-0145 担当 真野、田村